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2008年09月13日

●最中


■弥栄(菊/小倉餡)、梅ヶ香(梅/こし餡)、桜織(桜/白餡)
 虎屋(藤沢/小田急)


明日は旧暦八月十五日、中秋の名月
古より、この日の満月を愛で楽しんだといいます。

「水の面に 照る月なみを数ふれば 今宵ぞ秋の 最中なりける」

拾遺和歌集 巻第三 秋 171
屏風に、八月十五夜、池ある家に人あそびしたる所  源順

時は平安の頃、十五夜の日、ある貴族の家で、屏風を立て薄をかざり、
池を前にして観月の宴となったのでしょう。

そこで源順さん、水面に映る見事な月をみて頭書の歌を詠まれた。
池の水面に光り輝くみごとな月をみていて、月齢を改めて数えてみたら
今宵がまさに秋の真ん中の日(中秋)だった。

と、まぁこんなところなんでしょうか。
で、この宴席に、まるでその日の月の様な白餅が出ていたといいます。
月見団子なのかと思ったら、丸といってもどうやら煎餅に似たものだった
らしいですが...見ていた訳じゃないのでこの辺は定かではありません。

んで、この白い餅は何ていう名前のお菓子なの?、ってなことになって、
しからばコレを「最中の月」と名付けよう...これもその場にいた訳じゃない
ので何ともいえません。

後生、江戸時代になってから、満月を象った煎餅様のものに蜜を付けた
ものを「最中の月」と名付けて売った、ともあります。
どうもコッチの方が、現在の「最中」に繋がるのではないかと思いますが
どちらにしても名前の出所は、源順さんの歌に間違いは無い様です。

ってことは、子供の頃、母親に隠れて通った駄菓子屋で婆様から買った
丸くて赤い麩菓子にソースを塗ったヤツも「最中の月」だったのかしら(^_^;)

皆様も明日の宵は、良いお月見を...

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コメント

へぇ〜、ためになる。結構、江戸時代に定着したものが今に伝わっているのが、多いよね。

お役所なんかもそうだったりして(笑)

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